高くそびえる入道雲がうろこ雲に変わり、
日差しもどことなく、哀愁を帯びてきたようなこの頃。
湿気を帯び重たかった空気に、乾燥した涼しい風が吹いてくる。
ちょっとマスクを外し、吸い込む空気はいつの間にか秋の匂いがしていました。
落ち着いた気分でゆったりと過ごす。
感受性の高まりを覚えるこの季節、読書や芸術に気持ちが向かうのは
ごく自然な事なのかもしれません。
樹々が日に日に色を変え、じんわりと深まりゆく秋を感じると
服やアクセサリーも落ち着いた深みのある色合いや、
クラシカルなものに心を奪われてしまう。
秋色のビジュー、あつめました。